マタニティフォトにも余白の美

スタジオモーツァルトでマタニティフォトを撮影された皆さんは
もしかしたらお気づきでしょうか?
写真家の小町さんの作品には独特の余白があります。
 
マタニティフォト専門スタジオとして始めた当初は
この余白に違和感を感じて構図の修正をリクエストされるお客さまも
なかにはおられました。
撮影されたマタニティフォトを、プリントする前にトリミングして
余白をカットするとか。
 
写真といったら人物が中央にいて、お顔はこちらを向いて
カメラ目線で…というのが一般的なイメージだったのでしょうね。
写真もアート作品ですから好みの分かれるものではあります。
感じ方も人それぞれですよね。
 
写真が全てモノクロのみという内容も好き嫌いのわかれるところで
カラーだけが欲しいというご意見も多々ありました。
ご要望に応えるべきなのか…ずいぶん葛藤がありました。
 
でもブレずにやってきて本当によかったと、いまでは思います。
ただの白黒ではないモノクロへのこだわりや
小町さんの作品を好きだと感じてくださった方が
きっとスタジオモーツァルトを選んでお申し込みくださるのでしょうね。
 
表情や目線、余白から感じる物語があります。
余白の美学・・・一輪の花を美しいと感じる日本人ならではの感性かもしれません。
書道や華道、日本画にも共通しているように思います。
余白の空間から余韻を感じて、その時々で物語を想像することができます。
まさに“侘び寂び”ですね。
 
もうひとつ、“枯淡(こたん)”という言葉がありますが、
意味としては、俗っぽさがなく、あっさりとしている中に深い味わいを感じさせることや
そのさまを言い表すんだそうです。
 
かつて「枯淡」を“Simple Elegance”と訳したイギリス人がいたんだとか…
うまく表現しましたね!
直訳するには複雑で難しかったでしょうね(^_^;)
でも言い得て妙です。
 
マタニティフォトも上品で格調高い作品として
成長したお子さんと一緒に鑑賞していただけたら大変光栄なことです。
赤ちゃんが生まれて超多忙なママの目線で、
または子育てが一段落して、お子さんとお話しながら。
 
何年後、何十年後も語りかけてくるような写真だったら素敵ですよね。
マタニティフォトって、みるたびに違う物語を感じさせてくれるんですよ(*^_^*)
 
初めての家族写真でもあるマタニティフォトが
お子さんの成長とともに永く楽しんでいただけたら嬉しく思います。
 
潔く無駄のない、シンプルでエレガントな大人のマタニティフォトを
これからも丁寧に手がけていきたいと思っています。
皆さんの忌憚なきご意見もどしどしお聞かせくださいませ。
 
世代を超えるマタニティフォト
 
マタニティフォト・黒い衣装