最高のマタニティフォトは赤ちゃんが撮らせてくれます

フォトコラム

こんにちは
ご無沙汰してます写真家の小町剛廣です。

この秋で早いものでマタニティフォトをはじめて丸五年が過ぎ、六年目になります。
皆様のお陰で、マタニティフォトを通していろいろな事を学ばせて頂いております。

今日は五周年記念をブログでお伝えしたく
初心に戻りカメラの前に立つ側の(緊張を含めた)妊婦さん、旦那さんの気持ちを
もう一度振り返り書いてます。

今まで、タレントさん、モデルさんという撮られることの
プロフェッショナルな方を主に撮影してきたので、撮影する際は
コンセプトさえ伝われば撮られる側から表現(発信)してきてくれます。
そこに更にテンションをあげたり、カーブのような変化球を投げかけたり…
そういったキャッチボールの中、作品を撮影していきます。

そうして出来上がった写真は雑誌・写真集etc…
メディアを通して第三者(一般の方々)の目にふれ、評価がされます。
いわば一人称(被写体)二人称(撮影者)三人称(一般の方)
で成り立ってます。簡単にいうと三人称が気に入らないと仕事が無くなります。

一般の方の撮影は全く違います。
まず、緊張していて当たり前です。カメラの前で自然体でいられる方が
不自然であるとさえ思います。
よく、「私、カメラの前に立つと緊張します」といわれますが
それは心身ともに正常な証拠です。安心してください。

私がベストな数カットのために100枚前後撮影してるのには訳があります。
全てのカットをまんべんなく平均点で終わらせるのではなく
数カットを見た事のないような200点越えをねらって撮影してます。
(よく奇跡の1カットとかいわれてます…(笑))

そうして出来上がった写真は撮影されている一人称のためだけにあります。
妊婦さん、旦那さん、更にお腹の赤ちゃんのものです。
全ての想いを一人称に託して撮影に臨んでいます。

私が5年間マタニティフォトを撮影してきて
他の撮影と大きく違うのではとおもっている点は
いい写真を撮る秘訣の一つとして伝えているのは
「撮影中にお腹の赤ちゃんをいっぱい感じて下さい」
旦那さまと一緒でしたらご夫婦でいっぱい赤ちゃんを感じてあげてください。

気づくとお腹の赤ちゃんが緊張の空気を穏やかな笑顔に変えてくれてます。
そんな時に奇跡の1カットがうまれてきます。
マタニティフォトはママとお腹の赤ちゃんの最初の共同作業かもしれません。

素晴らしいマタニティフォトは赤ちゃんが撮らせてくれます。
ですので緊張を含めて撮影を楽しんでください。
私はそのための雰囲気を一番大切に考えてます。
(技術は見えないところで行う事をモットーにしてます)

マタニティフォト2014秋